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まずは先日の記事でもふれたDaunt Books。創業エドワード時代(約100年前) の老舗独立系で市内に3店を持つ。本の多くが世界地域毎の棚に並び、紀行文学、文芸書が強い。いずれの店舗もハイソな地域にあり、専門職層の教養向上を意識した批評家好みの品揃え。また、児童書も質・量ともに豊富に揃え、この書店の強みである各国への興味をそそる絵本等も充実して、独自性が伺える。大人の自分も買って読みたい本がごろごろ揃う。むしろ最大の売りは児童書かも。ここの本で育つお子様は人生トラックが違う。客層も、平日はベビーカーを押す母・祖母、年配の男女、自由業風の人々、休日はこれにベビーカーを押す父が加わる。実用書は、料理本を除いて扱わず、ビジネス書や自己啓発系がないのも、専門店の一貫性を感じるところ。 独立系で良書を扱う良さがある反面、高価な本が多く、また値引きもほとんどない。ために、購買欲と慎重さが試されるんである。 私は北部のベルサイズ・パーク店と西部ホランド・パーク店に行ったが、本店には行っていない。散財を恐れてのせめてもの抵抗である。
by bohemianism
| 2006-04-01 22:06
| 本・画・音 Reviews
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